- どんな費用がかかる?
- 学費(Tuition)
- 住居費(Housing Fee)
- 食費(Meal Fee)
- 留学保険(Study Abroad Insurance)
- 留学準備(Preperation)
- 負担を軽減! 奨学金や教育ローン(Scholarships)
- まとめ
お久しぶりです!
長らく更新できておらず、もうしわけありません🙇
留学を考える誰しもが気になるであろう、留学費用。
実際、留学を専門に扱っている法人やエージェントが公開する費用、各大学が公開する費用は全然宛てになりません。
宛てにならないというか、肝心な準備費や学校に通う以外にかかる費用が入ってないんです。
ですから今回はそういった準備に実際にかかった費用なども含めていくらくらいかかるのかをと伝えしたいと思っています。
どんな費用がかかる?
留学においてかかる費用にはたくさんあります。(私の場合)
もしこれもじゃない?ていうのがあればコメントください◎
準備段階
・留学保険(約800,000円/年)
・出願費用(約20,000円)
・出願時の証明書類手配費用(約1,000円)
・合格通知郵送費用(約5,000円)
・寮予約費用(約20,000円)
・予防接種費用(総額約20,000円)
・飛行機代(約100,000円)
・留学ビザ手配費用()
・必要なものの購入
(・歯科治療費用)
留学後
・学費(約2,000,000円/年)
・住居費(約400,000円/年)
・教材費(約80,000円/セメスター)
・食費(約400,000円/年)
・口座開設費
・帰国時の飛行機代(約200,000円/往復)
・学校指定の健康保険
(・ボストンキャリアフォーラム費(約100,000円))
・就職活動費
・インターンシップ代
・交際費(約300,000円/年)
・交通費(約50,000円/年)
・消耗品代(約40,000円/年)
・携帯代(約60,000円/年)
ざっと出してもこんなにあります。(約4,496,000円)
1年で約450万円です。
3年間だったら、1350万円、4年間だったら1800万円
これはまだ安いほうで、UCLAやそのほか有名大学なんて行ってみちゃえば学費だけで年400万なんてゆうに超えてしましますから。
ここまで読んで、それでも留学するんだ!!!っていう人は続きを読んでください🌷
奨学金など少しでも自己負担を軽くする方法もありますので気になる方は最後まで見ていただけると嬉しいです!♬
では、具体的に説明が必要なものを厳選してご説明します!
学費(Tuition)
私たちInternational Studentには本来の学費よりも多くの学費を払う必要があります。
例えば州立大学では州内に住む学生に比べて州外から通う生徒には学費に州外生としての費用がプラスされます。
(一部州立大学ではOut of State Feeを廃止しています。)
なぜかといいますと
「州立大学は州の税金で大学を運営しているので税金をおさめてる州内の生徒は安く、収めてない州外の人はもっと払え」
って訳なんです。
で、かつInternational StudentにはInternational Student Feeっていうのを上乗せしてくる大学もあります。
(各大学によって異なります)
ここを確認しておかないと、留学してから
「あれ、学費こんなに高かったっけ、、、?!」
ってことになりかねません。
お金が足りなくて退学もやむをえない、なんてことだって起こえます。
私の大学の場合は、
Resident Undergraduate Tuition:$6,685.5030
Credit Hour(s) Enrollment Fees:$1,080.00
College Facility and Enhancement Fees:$1,530.00
Estimated Total of Tuition and Fees:$9,295.50
Non-Resident Undergraduate Tuition:$17,572.5030
Credit Hour(s) Enrollment Fees:$1,080.00
College Facility and Enhancement Fees:$1,530.00
Estimated Total of Tuition and Fees:$20,182.50
※Undergraduate:大学生 (大学院生はGraduate)
分かりますか??差が出てるのが1番上の赤文字部分。
1年分だけでも100万以上違うんです。
これを見逃したりなんかしたらおおきな誤算になりますよね。
知り合いでここを見逃して計算していて
ご両親とけんかして結局コミュニティカレッジに進学した人がいます。
ですので大学のウェブサイトからOut of State Fee もしくはInternational Student Feeが確認できない場合は大学に直接確認しましょう。
24時間サポートデスク(チャット型や電話、メールなどがあります)という便利なものを備えてる大学もあります。
ただし英語しか対応していないので、自信のない方はネイティブの友達や学校の先生などにてつだってもらいましょう。
住居費(Housing Fee)
住居費は
①学生寮に住む場合
②アパートにシェアハウスする場合
③ホームステイする場合
で差が出てきますが
学生寮に住む場合
まず私の大学では
学内寮が4つくらい種類があって
_________________________________
WEST HALL $3,990 per year
MURDAUGH HALL $4,250 per year
UNIVERSITY SUITES $6,300 per year
POD STYLE:THE QUAD $5,990 per year
APAURTMENT STYLE:UNIVERSITY COMMONS $8,120 per year
_________________________________
という感じ。
各寮、シャワーがが共同式だったり部屋にあったり
ラウンジにテレビがついてたりついてなかったり
スポーツできるコートがついてたりついてなかったり
最低限のスペースあればいいのか、どこまで贅沢して生活したいかを選べるようになってます。
大学寮のいいところは、
電気、ガス、水道、いくら使っても料金が変わらないところ。
ついつい、電気のつけっぱなし、水の出しっぱなしをしちゃいがちな人には
全部こみこみになっている学生寮がおすすめです。
アパートにシェアハウスする場合
場所や人数などにだいぶ変わってくるとはおもいますが、
私の大学のオフキャンパス住居の場合、年$4,670~$7,031 かかります。
電気代やガス代などは変動してきますので節約を心がければ一番安く済むかもしれませんね。
ホームステイする場合
エージェントを通す場合は月400$~900$になるとおもいます。
(朝夜込みのおうちもあったりします。)
なかには冷蔵庫から好きなもん食べていいよとか、おひるごはん用意してくれちゃったりとっても親切なおうちもあるので
そういうおうちに当たればとてもお得だしラッキーですね☆
食費(Meal Fee)
寮に住む場合は寮の予約の時にMeal Planも予約する場合がほとんどです。
私の学校の場合だと
1週間に21食(MAX)、15食、10食、7食とプランが選べます。
夜ご飯はいつも食べない、、なんて人は15食プランとかいいと思うし、朝も寝坊しやすくてたまにしか食べないなんて人は10食、とか。
友達と外食いっぱいする、なんて人も少なめのプランを取っていたりします。
私はとりあえずはじめなので1色ごとの単価なども計算してみて、お得なMAXを選びました!4,500$/yearです。
一番多いプランで4,500$/年ですがこれだと1食の単価が300円ほどなので、アパートに住んだり食物を自分で用意する方々はもう少し多めに考えておくとよいでしょう。
留学保険(Study Abroad Insurance)
私自身、留学保険のことは全く考えていなくて両親に叱られた経験があります(笑)
留学保険は保険なのでもちろんですがかなりおかねがかかります。
いろんな種類のプランがあるので安くも高くもなりますが未成年の方は保護者の方、成人の方やご自身のオサイフや保護者、配偶者の方々とよーく相談しましょう。
安いもので60万円、高いもので100万円以上かかります(/年)
おすすめの保険会社
留学準備(Preperation)
準備段階でもいろいろとお金がかかります。
予防接種
大学から、
この予防接種は必ず受けて来いよ!!ウイルスもってくんじゃねえぞ!!
っていう書類があるわけです。
例えば、B型肝炎
日本で2回、アメリカで1回受けろよ。って指示がありました。
B型肝炎の予防接種は結構高くて、かつ最近は在庫が少なかったりして受けるのにも一苦労だったので早めに準備に取り掛かるべきです。
遅くとも留学4か月前には1回目を受けておきましょう。
1回受けたら1か月あけなくてはならないので、その後の予定なども考えると、早め早めがおすすめです。
地域や病院によっても異なりますが、これには16,000円ほどかかります。
インフルエンザ予防接種
アメリカの空港で入国前に、高熱があったりすると入っちゃダメ。ってなることがあるらしいです。
大事な時にインフルエンザになんかならないように健康に気を付けるもよし、予防接種も受けておけば多少心の余裕ができそうですね。
地域によって異なりますが、約4,000円です。
歯医者
留学保険には歯医者が含まれていないものが多いので、虫歯治療なり歯の治療は日本にいるうちにやっておきましょう。
約6,000円以内で収まるといいですね。
負担を軽減! 奨学金や教育ローン(Scholarships)
奨学金には給付型、貸与型がありますが
他にも有志の奨学金をもらう・借りる方法、学生教育ローンを借りる方法、進学する大学から奨学金をもらう方法などがあります。
日本学生支援機構
皆様ご存じ、日本学生支援機構が海外留学生用の奨学金をご用意しています。
最大144万/年まで貸出が可能です。
ただし、注意事項がいくつかあるのでホームページできちんと確認しておきましょう。
このページではいくつか具体的に説明しますね。
世帯収入が1,000万円を大幅に超える
原則、世帯収入が1,000万円以下の方への貸し出しとなっているようです。
両親の扶養に入っている学生などは父、母の年収の合計で審査されます。
例えばご両親がどちらも公務員の場合
→取得が難しい場合が多いかと思われます。
40~50歳の公務員の方の平均収入は600~800万円です。×2をすると1,200万円~1,600万円なので応募する価値はもちろんあるかと思いますが、審査が通らない場合が多いです。
※しかし 家族のどなたかが病気を患っていたり、入院していたりする場合にはそちらも考慮されるようですので少し安心できるかと思います!
4年制大学卒業予定の方向け
そう、こちらの奨学金は学士号(Bachelor's degree)を取得予定の方にのみ貸し出しが認められます。
コミュニティカレッジから編入する予定のある方であれば大丈夫ですが、コミカレでたらすぐ日本かえる!!って方向けではありません。
提出書類が山のよう
見出しの通り、提出書類が山のようにあります。それもすべて紙で。
海外留学奨学金を取得される人数はまだそんなに多くないため、インターネット化が進んでおりません。ですので手続きはすべて書類になります。
ミスがあれば審査に通りづらくなりますし、大量の資料を用意、記入したのちにダブルチェック、トリプルチェックが必要になるのでそんなめんどくさいことをしてまでお金を借りる必要がある。留学しいたいんだ。という強い意志がないとなかなか前に進めません。
生徒本人の借金になる
こちらは、生徒ご本人の名義で借りる奨学金になりますので、お金を返すのはご自身です。
数百万円の借金をする、という意識が必要です。
詳しい内容は公式ホームページから確認してみましょう。
各自治体の奨学金
各都道府県、市町村で留学者向けの奨学金を提供しているところがほとんどです。
お住いの自治体のホームページで確認または市役所などに行って情報収集をしましょう。
国の教育ローン
日本学生支援機構の奨学金と併用可能
ありがたいことに日本学生支援機構との併用が可能です。
教育ローンの最大貸出可能額が450万円/4年で、学生支援機構が最大576万円/4年なので最大で合計1026万円(4年)分借りることも可能かもしれません。
保護者名義
奨学金と違う点は、保護者名義で借りるお金であること。
返済義務があるのはご両親になりますのでそちらを保護者様とよくご相談しましょう。
返済期間が奨学金より短い
日本学生機構が20年以内なのに対し、国の教育ローンは15年以内です。
もうすでに働いている保護者の方であれば返済はそう難しくないかとは思いますが、ご自身が保護者へ支払う形で返済する場合はこちらも考慮する必要がありそうです。
などこちらもいろいろと注意が必要なこともありそうですが、公式HPでも詳しく調べてみてください。
民間団体奨学金
その他にもIELTS奨学金やアジア次世代指導者奨学金プログラム(AFLSP)など各団体、条件は様々なものの、たくさんの奨学金団体がありますので自分に合ったものを選んで応募してみましょう。
各団体の条件や付与額などがすべて一覧にされているいいサイトを見つけたのでご参考にどうぞ!
大学から贈与される奨学金
各大学、スカラシップをたくさん用意しています。
それらは高校の成績(GPA)や英語力、志望理由書(Personal Statement)などによって厳選された人たちにのみ渡されますが
アメリカの大学ではInternational Student向けの奨学金が多く用意されているのでゲットするのもあまり難しくないかもしれません
しかし、注意点が一つ。
注意点:高いGPAの維持
在学中、指定されたGPAを維持しなければならないということ。
私の場合は5,000$per year(4年間で200万円)の奨学金に選ばれましたがその間GPA3.25(/4.00)を維持しなくてはなりません。
慣れない環境、慣れない言語の中で極めて優秀な成績を保たなければならないのは結構厳しいので私もまだ不安があります。
奨学金が高いほど、維持しなくてはいけないGPAも高くなってきますのでそこの兼ね合いも考えて応募することをお勧めします。
まとめ
以上、かかる費用の概要と注意点、負担を軽くする方法などをご紹介しましたが
1,800万円(留学費用の合計(概算))ー450万円(国の教育ローン)ー576万円(日本学生支援機構)ー200万円(大学からの奨学金)=574万円
どんな奨学金制度を屈指しても4年間で約600万円はかかる計算となりました。
なんだ、600万か、と思ってはいけません。
これだけ高く見積もっていても大学の学費は年々高くなっているし、不安定な世界状況の中でいつどんなことが起こるかわからないので本気で卒業を目指すのであれば急な値上げにも対応できるようにしておく必要があります。
留学前にお金を稼ぐ時間があるのであればできる限り稼ぐ、保護者様が支払うのであればこういった知識を伝えておくとよいでしょう。
それでも、ここまでのお金と努力、労力をかけて得た留学経験は一生の宝になりますし、思い出にもなるはずです。
迷っているのであれば
ぜひ一緒に、挑戦してみましょう✈🌏