最近、就活に有利になるのはTOEIC600点からと言われるように、大学生や専門学生にとってTOEIC600点は”超えるべき1つの壁”といえるでしょう。
今回は、そんなTOEIC600点がどのくらいのレベルなのか、そのために必要な参考書とその使い方についてお伝えします。
勉強法には個人差がありますが私自身はこれからお教えする教材を用いて約半年で600点を突破した経験がありますのでまずは読んでみてくださいね!
TOEIC600点てどのくらい?
一般に、TOEIC600点は英検の2級レベルと言われています。試験の形式や目的や異なるので必ずしも同じレベルとは言い切れませんが参考までに知っておくとよいでしょう。
また600点を取るのに必要な勉強時間は約300時間と聞いたことがあります。
しかし、個人的には比較的点数の取りやすい問題を重点的に対策し、難しい問題を後回しにする勉強法を活用すれば600点は手の届く点数だと考えています。
TOEICで高得点を取得するのに必要なのは優れた英語力や語彙力ではなく(もちろんあるに越したことはないですが)、TOEIC特有のテクニックです。
ただ単に英語の勉強を300時間するよりもTOEICに特化した勉強を100時間するほうが点数UPに直結するでしょう。
じゃあ、何を使って対策したらいいの?どうやってつかえばいいの?と疑問に思った方に
私が実際に使って効果のあった参考書とその使い方について解説します!
必要な参考書は?
まず、TOEICに必要な単語を勉強するのに必須なのはこちら!
【TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ】
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: TEX加藤
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: 新書
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TEX加藤さんによる特急シリーズはTOEIC学習者に人気の特急シリーズ。
中でもこの金のフレーズは筆者が実際にTOEICを何度も受験したなかで実際に出てきた単語がまとめられています。
更に、効率化に重点をおくこの参考書は目指すレベルごとに必要な単語が収録されているので目標スコアに到達するのに最適な教材です。
また、各単語には短い例文がついているのですが、それらの例文もすべて実際のテストに出題されるフレーズになっています。
使い方
この一冊だけでもTOEICの対策になるのではないかというくらい優れた一冊なので単語の本よして使用するだけでなく例文やワンポイントアドバイスまでくまなく活用しましょう。
個人の経験から、”一日〇単語”よりも、”一週間で〇〇単語”をお勧めします。一日に何単語覚えても数日たてばどうしても記憶から去ってしまいます。
同じ単語を何度も何日も繰り返し見ることで記憶に残りやすくなります
全部を完璧に覚えきれなくても構いません。多くの単語を1週間にわたって学習することが大切です。
次に、リスニングの対策としてお勧めしたいのが
【世界一わかりやすいTOEICテストの授業〔Part 1-4 リスニング〕】
新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
- 作者: 関正生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/04/14
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リスニングが苦手な人が知らない「弱形」から詳しく解説してあるので初心者にも必見の一冊。各パートごとの聴き取り方、リスニングの勉強のコツも教えてくれます。
「弱形」とは文章として発音するときに弱く短くなる音のことです。
例えば前置詞の”at”は「アット」ですが文としてつなげるときには「アッ」のように発音されることが多いですよね。このような形の発音を知ることで今まで聞き取れなかった文が魔法のように聞き取れるようになります。
使い方
CDがついてますので何回も繰り返し聞きましょう。
また、聞き取れなかった文や「弱形」が苦手な人はその部分をシャドーイングして発音をまねることでだんだんと弱形が聞き取れるようになります。
続いて、
【世界一わかりやすいTOEICテストの授業〔Part 5&6 文法〕】
新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすいTOEICテストの授業(Part5&6 文法)
- 作者: 関正生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/04/14
- メディア: 単行本
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関正生先生によるこのシリーズは初心者でも600点が目指せるようにわかりやすく説明しているのが特徴です。
こちらでも一問につき丸1ページ使ってくまなく説明されている上にちょっと厄介な文法にはもっと丁寧に解説されています。
また、パート5に多い品詞問題の対策として各品詞の語尾の特徴が一覧にまとめられていたり、捨ててもいい問題か確実に正解するべき問題かを明確に示しているため、短時間で高得点を目指す人に必見の参考書です。
使い方
参考書に収録されている問題数は決して多いとは言えません。しかし一つ一つの問題にTOEICの傾向と必要なテクニックが詰まっています。
練習問題を何十週も繰り返し勉強しましょう。私自身30周以上は解いたと思います。問題を見ただけで答えが分かってしまうくらいくりかえしました。
以上3つの参考書を正しく、効果的に使ってTOEIC600点を達成しましょう!