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助動詞 "can" の多様な使い方

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can=「・・・できる」  と覚えていませんか?

 

"can" には「・・・できる」以外にもたくさんの意味があります。

この意味を知らないがためにリスニングで正しく聞き取れない問題が起きてしまうことがありますので是非読んで置いてください!

 

 

 

助動詞 "can" の使い方

「・・・できる」(能力・可能)

 例:I can play piano but I can't(connot) play flute.

  ピアノは弾けるけどフルートはできない

 例:You can do it.

  あなたならできる

 例:She can speak English.

  彼女は英語が話せる

 

「・・・してもよい」(許可)

 例:You can try it on.

  試していいよ

 例:Can I sit by the window?

  窓側の席に座ってもいい

 例:Can I ask you some questions?

  質問してもいいですか?

 

「・・・することがある、…かもしれない」(可能性)

 例:It can be very cold here in winter.

  ここは冬はとてもさむくなることがある

 例:It can be true.

  本当かもしれない

 例:I think your PC can be repaired.

  君のパソコンは修理可能だよ

 

「・・・のはずがない」(否定の確信)

 例:It can't be true

  それが事実なはずがない

 例:She can't(cannot) be James's girlsfriend.

  彼女はジェームズの彼女のはずがない

 

「(いったい)・・・だろうか」(疑い)

 例:Can it be true that Ashly bought a sport car?

  彼女がスポーツカーを買ったというのは本当だろうか

 

「・・・してもらえますか?」(依頼)

 例:Can you open the window?

  窓をあけてもらえますか

 例:Could you turn on the light?

  電気をつけていただけます

 ※Can よりも丁寧な依頼

 

Could be(確信)

Could beはCan be よりも確信性の低い時に使います。

ちなみに、可能性を表す助動詞の中で一番確率が低いのがこの"Could be"です。

 

"can" と "be able to" の使い分け

"can"と同じく「・・・できる」の意味で知られる、"be able to"

口語的な場面では圧倒的にcanのほうが使用率が高いです。

 

では、"be able to"しか使えないのはどんな時でしょうか?

 

助動詞の後

助動詞"should", "will"などの後に使いたい場合、助動詞を連続して使用することができないため、"should be able to", "will be able to" となります。

 例:You'll be able to play piano in 3 months.

  3か月でピアノが弾けるようになるでしょう

 例:You should be able to do that

  あなたならできるはずだわ

 例:I must be able to speak English.

  英語を話せるようにならなくてはならない

 

不定詞の後

"need to"など不定詞の後は動詞の原形しか使ないので"need to be able to"となります。

 例:I want to be able to play piano.

  ピアノが弾けるようになりたい

 例:You need to be able to use chopsticks

  お箸が使えるようにならなければならない

 

助動詞 "can"を巧みに使いこなしてネイティブに近づこう!

助動詞"can"を上手に使い分ければ、細かいニュアンスや可能性まで伝えられるようになり、もっと会話を楽しむことができます!